【父ぢから番外編】抱っこひもと五郎丸とジャッキーチェンだった休日
息子が7か月の時のこと
家族三人でお出かけするときは、わたしことNewdaddyが抱っこひもを担当している
いつも仕事で家にいない時間が長い分、息子と密着して過ごせる時間は至福の時である
ぷにゅぷにゅの足をモミモミしながらお出かけである
男が抱っこひもを担当するときの注意事項は、赤ちゃんと自分が双方ともに厚着をしないことである。赤ちゃんは体温が高いうえ、密着度も高いので男の体温とクロスボンバーし汗だくになってしまうのである、もちろん男も
赤ちゃんは体温が低くなると泣くことにより体温を上昇させる術を持っているが、体温が高くなった時には下げる術は無いのである、グッタリする(かわいそう)。
New夫たちよ気をつけましょう
話を戻すが、妻が女性服を見たいというので息子とNewdaddyは二人でしばらく散策となった。玩具売り場に立ち寄り「おっ!ミニ四駆だぜ、また一緒に作ろうぜ」とか一方的に話しながら時間をつぶしていたら、Newdaddyはおトイレを催したのである
よーしトイレはあっちか、いつも通りトイレに進み洗面の鏡の前を通った時に
あっ!今日は抱っこひもで息子とコラボ中だ!ということに気がついた
実は抱っこひもの装備は、男は二人がかりでないと装着できない(体の柔らかい人はできるかも)できたとしても安全性に問題がある。
息子を抱っこひものままおトイレ(小さい方)に挑戦である
男性諸君はわかると思うが、おトイレの時にはそれぞれルーティーンがある。
ルーティーンとはラグビー日本代表の五郎丸選手がキック前に行っていたあの一連の動作のことなどを指し、儀式的な行動により精神的な安定を図るのである。
通常であれば
- まず自分がどこで用をたすかトイレを見定め
- トイレの前に向かい
- トイレからの距離を適正に保ち(便器より20cm~25cm)
- 肩幅に足を開き
- 腰を少し引き、足を屈伸させると同時にチャックをおろし
- 狙いを定め、用をたす
- ゴールが決まっていることを確認し
- 目線を水平に戻し、ふぅぅぅと息を吐く
このようなルーティーンで用が足されるのである
しかし新人の父Newdaddyは、息子を抱っこひもに残しながら用を足さないといけないという初めての経験である
このままで視界が限定され
- 距離が通常より遠目
- 狙いは盲目的
- ゴールが決まっているかわからない
完全にルーティーンが崩れ事故が起きてしまう予感
盲目的にするのは常識的にだめなので、右横から狙いが定められているか確認することにした。
右から覗き込もうとすると、抱っこひもの息子がNewdaddyの顔を見ようとして顔を寄せてくるのである(かわいい)、が肝心の確認ができない
では左から!と思い左からアプローチすると、息子も左に顔を寄せてくる(これまたかわいい)これを数回繰り返し、このままではいけないとフェイントを入れることにした
右に少し向いたと思わせて左!
すると抱っこひもの息子大喜び
息子「あぁ~!きゃきゃ」
Newdaddy「へへへぇ」(にやにやしながら)
嬉しいからもう一回フェイント
息子「きゃきゃきゃ」
Newdaddy「へへへへへぇ」(にやにやしながら)
フェイントの応酬、まるでジャッキーチェンの映画の様に!
いけない!このままでは用が足せないじゃないか我に返り(息子も飽きた)、狙いが定められているのをなんとか確認し無事に用が足せたのである
ジャッキーチェンの映画のアクションシーンのようなことを息子と楽しんだそんな休日だった。(汚い話ですみません)
ではまた次回!